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FUJIFILM PROOFIT(調剤監査機選定 その1)

FUJIFILM PROOFIT

(画像出典:PROOFITウエブサイト、PROOFITカタログ)

特徴

 他社は数量監査に重さを使っているのに対し、唯一FUJIFILMだけが赤外線カメラでPTPを撮影し、OCRでPTPの枚数を数え上げるという方式を使っている。

PROOFIT_ircamera

使い方

1.監査する患者を選択

 

2.PTPを束ねて左側の傾斜した部位に置く。バラのPTPは左のガラス面錠に置く

PROOFIT_2

 

3.PTPの表面のGS-1コードから薬種判定。側面撮影画像からPTPシートの枚数を、バラPTPの正面写真から錠数を判定

PROOFIT_3

 

Q&A

Q1.GS1コードがハサミで切断されたPTP、GS1コードが記載されていないPTPも判別できるのか。

A1.できない。基本的にはGS1コードにて薬種判定している。

Q2.マスターのバージョンアップの仕方は?

A2.ネットにつながっているので全自動アップデート。毎日午前11時にアップデートされる。富士フィルムファーマという薬品会社をやっているので他社のデザイン変更、銘柄変更等でも情報がすぐに手に入り、当日午前11時には反映される。

Q3.OSは何?(Windows7:2020/01/14終了、Windows8:2023/01/10終了)

A3.現在Windows8.1pro。一時期Windows10にアップデートしたが、問題が多く今は安定している8.1に戻している。Windows10が安定してきたら将来的にはWindows10にアップデートして長く使えるようにしたい。

Q4.新しいモデルが近日発売されるということはないか。

A4.ない。まだ発売されて1年半。(2018年7月現在)

Q5.「薬が違うのではないか」と言ってきた患者さんに見せる記録フォーマットは?

A5.名前、病院名、処方内容、PTPの写真(PTPの銀シート部、横、バラ)を印刷した定形フォーマットがあり、レセコンのカラープリンターから印刷可能。

PROOFIT_format

Q6.PTPの抱き合わせ方で裏表裏表でなく、裏裏裏表でもきちんと枚数を認識するか。

A6.可能。赤外線カメラでPTPのエッジの部分を判別し数える。

Q7.デザイン新旧混合でも判別できるか。

A7.可能。マスターには新旧両方のデータを保持している。

Q8.PTPは裏面のアルミシート部分だけでのみの判定か。

A8.そのとおり。錠剤が突き出ている表面ではできない。主にGS1コードで判定している。

Q9.GS1コードがないPTPや他の剤形の薬は判別できないのか。OCRや画像判定機能はないのか。

A9.そのとおり。基本的にはGS1コードが記載されていない薬は判別できない。また、OCR機能はあるが、画像だけでは薬種判定できない。

Q10.100錠包装などのピロー包装は破って監査しなければならないのか。

A10.そのとおり。GS1コードが包装で見えないと監査できない。またPTPの枚数を画像から数えることができない。包装を破りたくないなら、100錠箱をそのまま監査機に置いて撮影してもらって構わない。(箱にはGS1コードが載っている。)

Q11.故障したときの対応は?

A11.データはすべてクラウド上にバックアップしている。したがって監査の機械が壊れたら代理店である富士ゼロックスから新品を宅急便で送る。新しいものと交換してつなぎ直すだけでクラウドと同期し、前日分までは復帰できる。3年間新品交換対応。監査機自体は重さを量る天秤等、精密さを必要とする可動部位がないので、壊れにくく、本体が今までで壊れたという報告はない。PCの挙動がおかしくなったという相談は何件かある。その場合担当者が修理に行く。

Q12.料金体系は?

A12.本体代+毎月のサポート料(3年新品交換、クラウド利用料等)+設置料

Q13.監査機のほかにPC本体があるとカタログにあるが、写真が一枚もない。どのくらいの大きさか。

A14.スリムタワーサイズ。

Q15.漢方薬などの散剤、目薬、軟膏等は判別可能か。

A15.GS1コードが表示されていれば可能。ただし、数量は測定できない。

Q16.数量監査はPTPだけか。

A16.そのとおり。散剤、軟膏、目薬、湿布等は数量計測できない。しかし、何枚出したか写真に記録として残せる。

まとめ

メリット

  • 天秤のように精密な可動部位がないので壊れにくい。
  • マスターの更新が全自動。常に最新のデータが反映される。
  • データはクラウドに遠隔バックアップのため、薬局が天災等で壊れてもデータは残る。

デメリット

  • 数量、種別を監査できるのはPTPのみ。その他、軟膏チューブ、ヒート包装、湿布等は数量は確認できない。GS1コードで種別を監査するのみ。数は人間が目視で確認しなければならない。
  • PTP10枚までしか撮影監査できないので、350錠出る場合は、100錠、100錠、100錠、50錠と4回撮影監査をしなければならないので、監査するのに時間がかかる。

参考サイト

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