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5.212021
調剤用レセコンの選定をはじめる

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レセコン更新期限が近づく
早いもので、けんこうの森薬局で使っている調剤用のレセプトコンピューターが、2022年3月で更新終了とメーカーから連絡がありました。
仕方がないので、新規に採用するレセプトコンピューターの選定を始めることに。
「調剤用のレセコンって色々あるみたいだけど、どれが使いやすいかわからない・・・」
「毎日忙しいので、もっと楽で便利になる機能があったら知りたい!」
そんな方々に、レセコン購入の手助けにもなるよう、各社レセコンを調べながらBlogに忘備録として記入していこうと思います。
レセコンに求めるのは「自動化」
今回、調剤用レセコンの選定テーマは「自動化」です。
自動化をテーマにしたのは、今現在使っているレセコンで、自動化ができそうなところがたくさんあり、もどかしく思うからです。
例えば、
- 医薬品卸ごとの帳簿の作成:医薬品卸にネット経由で発注したデータをもとに、卸ごとの帳簿を記入から締めまで全自動で計算、PDF作成を行えないか。(けんこうの森薬局ではプログラムをGAS(GoogleAppsScript)で作って自動化しています。)
- 医薬品在庫管理・期限チェック:医薬品のバーコード内に薬品コード(GTIN14)、期限、Lotデータが入っているので、在庫管理、期限チェックはもうノートや目を使わず、GS-1 128を使ってバーコード管理で良くないか?(けんこうの森薬局はOPTICOMのL-46Xを使っています。)
- 医薬品の発注:発注量予測はしてくれるんですが、自動発注はできないので、今現在も手動WEB発注です。
- 薬歴:今現在、HITACHI(現FUJIFILM)Pharma-SEEDを使っているのですが、一人の薬歴を書くのに、たくさんクリックが必要で「こんなの自動判断、まとめて確認承認できないかな・・・」とイライラ。
レセコンで自動化できないことを、弊社でオリジナル補助ソフトを作って自動化している状態です。
もしかしたら、最新のレセコンソフトには標準でこれらの機能が入っているかもしれません。
新しいタイプの調剤レセコン
昔できなかった事が、技術の進化、新規格の登場などで、今のレセコンではできるようになっていることもあります。
また対物から対人へといった厚生労働省指導の流れもあり、「記録・参照」のレセコンから「判断・提案」といった、より対人業務へ配慮された機能がついているのが目につきます。
あとは、定形の事務作業をなんとか自動化できる機能が備わってくれていると嬉しんですけどね。
いつまで門前薬局が業務可能かわからない時代ですが、早速、調剤向けレセコンのカタログを多く集めて、研究を少しずつ進めていこうと思います。
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