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8.262020
論文管理ソフトZotero
うちの薬剤師さんが情報収集に使っているコンピュータが古く、動作が遅かったので本日新しくコンピュータを整備して薬局に搬入しました。
よく勉強する方なので、コンピュータには論文管理ソフトのZotero、学会発表のポスターを作ったり、論文の挿絵をきれいにつくれるデザインソフトのAdobe MasterCollectionを入れておきました。
私自身、論文管理ソフトは学生時代からエクセル管理、BibTex、Mendeley、ReadCubeと移り渡って来ました。今ではZoteroに落ち着いています。
Zoteroに落ち着いた理由は、オープンソースなので開発が途中で終わったり、変な機能制限がなく、無料であること。それにクラウドとの親和性が高かったからです。
友人の会社では論文共有ができておらず、同じ論文を複数回請求したり無駄が多いという声を聞いていました。そこでうちの会社ではGoogleのグループウェアG-suiteを導入して、会社で手に入れた論文は1つのフォルダにまとめ、全員が共有できるようにしました。そのクラウドの論文フォルダに Zoteroはダイレクトに接続できるので本当に便利です。
また、Zoteroのアカウントを登録し、ログインすれば自宅のコンピュータでも会社と同じZotero環境が再現できます。また、論文の要約をメモしたり、引用関係も一発で投稿する論文のフォームに出力することができます。最近知ったのですが、Googleドキュメント、Google Chromeのプラグインもあり、ブラウザで雑誌のサイトをみてどんどんPDFを自分の好きなテーマフォルダにDLすることができます。
私自身、化学・薬学・医学は元より、子供のために昆虫学のテーマフォルダ、工作するときの工業系のテーマフォルダ、家庭菜園のテーマフォルダ等、自分の興味にあったフォルダを作って楽しんでいます。
あとはスマートフォンと連動できれば、友人との飲み会で「テレビではこういわれていますが、実はこういったグラフがあるんです」、「あれは間違いでしょうね、この論文みてください」等々、どこでも参照・議論できる体制ができたら最高ですね。
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