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12.32018
DAIFUKU audit BCR(調剤監査機選定 その2)
Contents
audit BCR
(画像出典:DAIFUKU auditウエブサイト、auditカタログ)
特徴
- バーコードだけでなく、画像からも薬種判定ができる。
- トレイに乗る分だけ一度に多くの薬を同時に監査できる。
使い方
1.薬をトレイの上にのせる
2.トレイをauditに入れる
3.薬の判別、数量の判別を行う
Q&A
Q1.カタログにはOSにMicrosoft Windows Embedded Standard 2009を使用しているとあるが、このOSは2019/01/18で延長サポート終了だが大丈夫か。
A2.マイクロソフトのサポートを受けて使い続ける。発売されて2018年で6年目。2年前にちょっと変わったくらい。新しいものができるということはない。これを売り続ける。
Q2.PTP5錠などでも種別を認識できるのか。
A2.大丈夫。1錠だけだと逆に×になる。判定に迷うような場合はあえて×を出すようになっている。
Q3.PTPの耳のある無し、輪ゴムのある無しで重量が変わるが個数監査はできるのか。
A3.耳のある無しは誤差の範疇で対応する。輪ゴムは設定から重さを入力できる。
Q4.漢方など、カサのあるものは二列に置いても大丈夫か。
A4.大丈夫。二列でもそれぞれ認識・監査する。
Q5.カタログにはトレイは4つまでと記入あり。大量の薬がでる薬局なのだが、すべて監査できるのか。
A5.トレイはいくつでも可能。監査しない薬を「保留」にし、どんどん次のトレイを読み込ませることが可能。
Q6.一つのトレイに何個の薬まで認識できるのか。
入れられるだけ何個でも可能。
Q7.マスタのバージョンアップ、アプリケーションのバージョンアップはどのように行われるのか。
A7.マスタのバージョンアップはしていない。自分でトレイに縦・横、表・裏乗せて写真取るだけ。重量も覚える。
Q8.新しいモデルが近日発売される予定はないか。
ない。まだ発売して6年(2018年現在)。
Q9.壊れたときの対応は?
全国62拠点あるサポートセンターから人が来て対応。
Q10.患者さんに「薬の数が違うのではないか」と言われたときに見せるレポートのフォーマットは?
処方内容、写真等のフォーマットがあり、薬袋の印刷機からカラーで出力できる。
まとめ
メリット
- バーコードが無いもの、バーコードが切断されたものでもある程度の大きさなら画像から薬種判定できる。
- 一度に多くの薬を同時に監査できる。
- 撮影と監査を同時に行える。
デメリット
- 秤のMAX測定可能重量が800gほどなので、パップ剤70枚が一度に監査できない。二度に分割して監査することもできない。
- 監査機自体の高さが大きい。
参考サイト
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